頭の中の円グラフ
頭の中に円グラフを作ってみる
頭の中に「円グラフ」があるとすると、「腰痛」に関することは、どのくらいの割合をしめていますか?
腰が痛いときは、頭の中が腰痛のことで満たされてしまいます。
ギックリ腰で動けないときなどのように、症状が重いときは特にそうなりがちです。
円グラフが腰痛一色で塗りつぶされていて、腰痛に心を支配されている状態です。
心を支配されると、行動も支配される
腰痛のせいで〇〇・・・。
あなたは〇〇の中にはどんな言葉が入りますか?
- 楽しめない
- 我慢した
- 好きなことができない
- 嫌な思いをした
腰が痛いときに、前向きな言葉は出てきづらいものです。
ネガティブな気持ちで、ポジティブな行動をすることは難しいものです。
腰痛が改善されると、行動が変わるのはそのためです。
痛い or 痛くないで考えない
私は、頭の中の円グラフで腰痛のことが多くを占めてしまうようなことがありました。
そんなときは、腰の痛みを痛いか、痛くないかで、別の言い方であれば、0か10のどちらかでしか考えていなかったように思います。
だから、朝起きて今日も痛い、ランニングをしたらやっぱり痛い、ストレッチをしてみても痛い。
いつも痛いにフォーカスしていたので、たとえ1であっても、5であっても、9であっても痛い。
間にあるはずの1から9がすっかり抜けてしまっていました。
「1痛いではなく、9痛くない」と痛くないに目を向けるべきです
同じ量のコップの中の水を、「もうこれしかない」と思うのか、「まだこれだけある」と思うのかでポジティブにもネガティブにもなるというものがあります。
腰痛の場合も、「今日も痛いは痛い、だけど、昨日よりは楽だ」とか「痛いけど、以前とくらべたら・・・」というように考えられると、円グラフにも楽しいことが増えてくると思います。
ポイントは「痛いけど・・・」痛いのあとに「けど・・・」をつけて考えることです。
腰痛はストレスになります。ストレスは慢性腰痛の原因になります。
「痛いけど・・・」の考え方で今ある腰痛を慢性腰痛にしない。
ぜひチャレンジしてみてください。