まず、腰の状態を知ることから始めましょう
「腰痛に振り回される日々を何とかしたい!」
そう思って整体院の検索をしてみたんだど、見れば見るほど不安も増えてくるものです。
ここで本当に治るのだろうか?
値段はいくらなんだろう?
予約は取れるのかなぁ
どんな先生が施術をするんだろう?
ボキボキ怖いことをされるのは嫌だなぁ
そんな風に不安がいっぱいのときは、
腰の状態について振り返って、確認することから始めてみましょう。
あなたと私の腰痛は違うから・・・
痛む場所は右?左?お尻に近い方?それとも背中に近い?
ズキッと痛む、ズーンと思い?
座っていると痛い?立ち上がるときに痛い?
昨日痛めたのと、5年前から痛いというように、痛めた期間や経緯も違います。
「腰痛」と一言で言っても誰一人同じものはありません。
人は正体が判らないもの、原因の判らないものに怖さを感じます。
おばけが怖いのは、正体が判らないからです。
腰痛が怖いのも、よく判らないからです。
だから、腰痛改善には体や腰がどんな状態なのかを知っている必要があるのです。
それは施術者だけでなく、あなた自身もです。
まずは一緒に腰や体の状態を確認してみましょう
体と腰のチェック1
まずは腰の状態、体の状態を確認してみましょう!
確認してみて、少しだけでも不安が小さくなるといいなと思います。
では、簡単な質問に答えながら、一緒に確認していきましょう。
Q1:腰の痛みはいつからですか?
直近だけではなく、過去も振り返って思い出してみましょう
Q2:腰痛になったきっかけは思い出せますか?
今思うと、”腰を痛めたる前ぶれ”はあったりしましたか?
Q3:どういうときに腰が痛みますか?
長く座っていて立ち上がるときなど、具体的に思い出してみてください。
Q4:何度か痛めたりしているならば・・・、腰の痛みがひどくなったときはどう対処している?
湿布?安静にしている?温泉?ストレッチ?
もし、台風が過ぎ去るのを待っているのと同じように、我慢しているだけだとしたら、
何かを変えないといけないかもしれませんね。
Q5:腰以外で調子が良くない部分はありますか?
胃の調子が悪い・・・内臓の疲れから腰痛になることもあります。
慢性的な肩凝りがある・・・肩こりが腰痛の原因になっていることもあります。
Q6:過去に大きなケガや病気は経験していますか?
足首も捻挫をしたことがある・・・かばう動作が定着してしまって腰に負担をかけているかも
一見無関係に思っていることが、腰痛の原因になっているかもしれません。
Q7:深く息を吸ったとき、お腹は膨らみますか?へこみますか?
腰痛体操の基本は腹式呼吸です。
もし、吸ったときにお腹が凹んでしまう場合は、腹式呼吸の練習が必要かもしれません。
体と腰のチェック2
次は、体を動かしながら確認してみましょう!
Q1:腰はどのあたりが痛みますか?
右?左?真ん中?、背中側?お尻側?
Q2:痛む動きは?
体を動かして一つ一つ確認してみましょう!
前屈してみるとどうですか?
後ろに反る(後屈)は痛みますか?
横に倒す(側屈)は?右左とも確認してみましょう!
捻りはどう?右捻りは?、左捻りは?
動いてみて痛みが強くなる動きはありましたか?
痛む場所は同じですか?
来院されたときも、こんなふうにお話しを聞いて、あなたの腰について一緒に確認することから始めていきます。
話をしているうちに、忘れていたことを思い出したり、関係無いと思っていたことに気がついたり、
痛くなる時のパターンがわかったりする人もいます。